購入ガイド

UAD Native・DSP・Spark Studioの違いと買い方

ScarlettやM2でUADを使うなら何が必要? NativeとDSP、買い切りとサブスク、無料版と購入資格を分けて確認します。

先に結論

  • ScarlettやM2でDAW内の音を加工するならNative対応品。ApolloのConsoleで使うDSP版とは分けて選ぶ。
  • Spark StudioはNative中心のサブスク。欲しい商品の収録と認証方法を確認する。
  • Neve 1073には買い切りの購入資格がある。無料版・既存所有も確認して重複購入を防ぐ。
処理する場所と、買い方は別の選択。ScarlettやM2でDAW内の加工をするなら、Native対応を確認。
パソコンのCPUで処理

UAD Native

Scarlett・M2等で録音
↓
DAW内のプラグイン

買い切り / Spark Studio収録商品・購入資格・認証を確認
UA機器のDSPで処理

UAD DSP

Apolloの入力 → Console
または
DAW内 → UAD-2機器

対応ハード + DSPライセンスSpark StudioにDSPは含まれない

処理方式の概念図です。NativeをDAW経由でモニターする場合も、実際の遅延と負荷の確認が必要です。

ScarlettやMOTU M2で録った歌・ギターをDAW内で加工したいなら、最初に見るのはUAD Native対応の商品です。UADという名前だけでApolloを買い足す必要はありません。一方、DSP専用の商品を買っても、手持ちのインターフェースとパソコンだけでは動きません。欲しい音の名前より先に、使う場所とライセンスを合わせます。処理方式の公式比較

録音後の加工か、録音中のモニターか

やりたいこと 選ぶ入口 買う前に確認すること
Scarlett・M2で録音し、DAWでEQやコンプレッサーを使う Nativeの買切り、またはSpark Studio 欲しい商品がNative対応か、サブスク収録か
ApolloのConsoleで処理した音を聴きながら録音する Apollo+対応DSPライセンス Console対応、Unisonの必要性、ハード側のDSP容量
多数のNativeを比較し、音源やLUNA Studioも使う Spark Studio 収録商品、認証、利用終了後の制作データ

NativeはパソコンのCPU、DSP版はApolloやUAD-2機器内のDSPで処理します。UAD-2 Satelliteを足すことと、Apolloの入力をConsoleでモニターすることは同じではありません。録音時のConsole運用を求めるなら、必要なのはApolloの入力経路です。公式マニュアルではConsoleへ挿せるのはDSP版、Unison用の挿入場所も区別されています。

手持ちのDAWで後から加工するだけなら、まずNativeを試します。Nativeを挿して歌いながら聴く場合はDAW経由のモニターになるので、自分のバッファ設定・CPU負荷で演奏できるか確かめてください。Spark Studioへの加入で、ScarlettやM2にApolloのDSPやUnison機能が追加されるわけではありません。

買切りは必要な商品、Spark Studioは収録範囲を選ぶ

買切りは、繰り返し使う特定の商品が決まっていて、そのライセンスを持って制作したい人の候補です。買切り可能なNativeでも商品ごとの資格があるため、商品名と条件を読む必要があります。

Spark Studioは多数のNativeエフェクト・音源を利用するサブスクで、現行プランにはLUNA Studioも含まれます。DSPライセンスは含みません。「Nativeがある」と「Spark Studioに入っている」は別の確認です。現行収録一覧の注記まで見てください。

すでに必要な買切りライセンスを持っているなら、Spark Studioで同じ商品を使うためだけに重ねて契約する理由は弱くなります。既存所有商品によるサブスク割引もありません。公式サブスクFAQ

Neve 1073とLA-2Aは、名前だけで注文しない

Neve 1073 Preamp and EQのNativeはSpark Studioに含まれますが、買切り購入は登録済みApolloまたはUAD-2所有者に限定されています。ScarlettやM2しか持っていない人が「Native版があるから単品の買切りも買える」と判断するのは誤りです。これは動作に必要なCPUの話と、購入資格の話の違いです。一覧のNeve脚注

LA-2Aにも別商品があります。Teletronix LA-2A Leveler CollectionはSilver・Gray・LA-2の3モデルを収録する商品です。Teletronix LA-2A Tube Compressorは別の商品で、Native専用・Spark Studio非収録です。販売店の短い「LA-2A」という表記だけで選ばず、正式な商品名を一致させてください。Collectionの商品説明、Tube Compressorの商品説明

今から単純な歌の音量整理を試したいなら、先にDAW標準コンプレッサーと、UAD Explore FREEの現行内容を確認します。Explore FREEにはLA-2A Tube Compressorなどがあり、期限付き試用やサブスクではありません。ただしUAアカウントとアンケートへの回答が必要で、取得後90日以内のダウンロード条件があります。無料版で目的を満たせるなら、有料Collectionを買い足す必要があるかを先に考えられます。

買い直す前に、UA Connectで所有ライセンスを確認

購入時点でNative・DSP両方がある商品は、一度の購入で両方のライセンスを得られるという公式案内です。一方、以前持っていたDSP商品へ後からNativeが追加された場合は、無料付与の例外があります。自分のUAアカウントとUA Connectを確認してから注文してください。購入・既存所有の公式説明

バンドルでは所有商品との重複、選択式では実際に選べる一覧を確認します。商品数が多いだけで、自分に必要なものが増えるとは限りません。

オフライン利用と、OS・DAWを合わせる

買切りNativeは、無料のiLokアカウントを使い、コンピューターまたはiLok USBへ認証できます。現行FAQでは最大3か所の認証を案内し、認証後のオフライン利用も可能です。USBキーは必須ではありません。Spark StudioはiLok CloudまたはiLok USBへの認証で、コンピューター単体への認証とは異なります。Native認証FAQ

ネットが安定しない場所でSpark Studioを使うなら、iLok USBの用意も判断材料にします。Cloud認証は安定したネット接続が必要です。初回ダウンロード・認証まで不要という意味ではありません。オフライン利用の公式説明

Nativeの対応OSは、確認時点でmacOS 11〜15および26、Windows 10・11の64bit版。CPUはIntel・AMD・Apple siliconが案内され、未掲載OSとベータ版はサポート対象外です。公式システム要件と、DAWの対応形式・公式テスト対象を照合します。NativeはVST3・AU・AAXの64bitで、VST2だけの古い環境にはそのまま持ち込めません。

試用と注文前の確認

試用期間は、単品とサブスクで異なります。10月12日の公式案内は次の通りです。

表を左右にスクロールして、試用時に決めることまで比べられます →

試すもの 期間 試用時に決めること
対象Nativeプラグインの個別デモ 14日間・商品ごとに1回 欲しい処理ができるか、使うDAWで動くか
Spark Studioの月額プラン 7日間 収録商品をどのくらい使うか、継続するか

個別デモはリセットできません。Native試用FAQとSpark Studioの申込プランで確認できます。年額プランや期間限定条件は別なので、申込画面の試用終了日・初回請求額・更新周期を確認してください。

Spark Studioは停止・解約しても利用できるのは請求期間または試用期間の末日までです。契約管理の公式説明を読み、後日その曲を開き直す予定なら、利用中に加工済み音声も書き出しておくと制作を戻しやすくなります。

同じ公式手順では、UAアカウントの契約欄でCancelを選び、続いて表示される下側のCancelボタンでも確定します。最初の選択だけで終わらせず、停止・解約が反映されたか本人の契約画面で確認してください。

注文前には、①Native/DSPと使う場所、②正式商品名と収録範囲、③既存所有・購入資格、④OS・DAW・認証、⑤購入先の現行総額・更新条件・返品条件を確認します。必要な処理が今のDAWや無料ライセンスでできるなら、まずそのまま使い、残った困りごとに合う商品を選びます。

購入へ進むなら、UA公式のプラグイン一覧で対象商品のNative対応と正式名を確認するか、Spark Studioの申込ページで契約条件を確認します。Nativeの購入FAQはソフトウェアの返品・返金を行わないと案内しているため、単品を注文する前に対象デモで動作を確かめる順が役立ちます。

LUNAが目的なら、FreeとStudioの機能比較で無料版に足りない機能があるかを先に確認できます。Studioだけの買切りと、Nativeライブラリーも含むSpark Studioの契約を分けて選びます。

録音側もこれから用意するなら、Scarlett Solo・2i2・M2の比較で入力を確認できます。歌の音程を直す目的なら、MelodyneとWaves Tune Real-Timeの選び方も確認してください。

購入・試用と条件

自分に合う買い方を、公式で確認。

以下は通常リンクです。固定価格は掲載していません。購入・登録前に、現在の対象商品、総額、更新・返品条件を確認してください。

確認した一次資料

製品仕様・対応環境の確認日:。購入時はメーカーと販売店の現行条件を再確認してください。

  1. Universal Audio:NativeとDSPの処理・購入条件
  2. Universal Audio:NativeとSpark Studio収録一覧・購入資格
  3. Universal Audio:Nativeの認証・試用・購入FAQ
  4. Universal Audio:Spark Studioの契約FAQ
  5. Universal Audio:Spark Studioの申込プラン・試用
  6. Universal Audio:Spark Studioの停止・解約手順
  7. Universal Audio:UAD Explore FREEの取得条件
  8. Universal Audio:対応OSとCPU
  9. Universal Audio:対応DAWとプラグイン形式

ソフトの解析精度・音質・動作速度を実測した記事ではありません。 用途への適合は、記載した仕様からの編集判断です。