購入ガイド

インターフェースを買う前の接続・OS・付属品チェック

本体だけでは足りないケーブル、単体とStudioセット、現行OSと付属ソフトの条件。Solo・2i2 第4世代とM2の購入前に確認する項目を整理します。

先に結論

  • 型番だけでなく世代、単体かセットか、新品か中古かを確認する。
  • 付属USBケーブルはC–A。USB-CしかないPCでは、データ対応C–Cケーブル等を別に確認する。
  • 本体と付属ソフトの対応OSは別。買うPCのバージョンとCPUで確認する。
この記事の目次

商品名は「世代」と「セット内容」まで照合する

Scarlett Soloや2i2は世代が異なる商品があります。この記事の対象は第4世代です。商品ページのタイトルだけでなく、仕様欄とセット内容も確認してください。Solo単体とSolo Studio、2i2単体と2i2 Studioを同じ価格条件として比べないようにします。

国内正規品か、保証窓口はどこか、新品か中古か、必要なケーブルやライセンスが含まれるかも確認します。中古品に、新品と同じ付属ソフトの取得権があるとは決めつけません。

録音の接続を、端から書き出す

歌なら「マイク → XLRケーブル → マイク入力 → USB → PC」。ギター直結なら「ギター → 楽器ケーブル → Inst / Hi-Z入力 → USB → PC」です。出力側も「ヘッドホン → 本体の6.35mm端子」または「ライン出力 → アクティブスピーカー」と書き出します。

確認するもの 購入前の確認点
マイク用ケーブル マイク側と本体側に合うXLR。必要な本数を用意
ギター用ケーブル 楽器用の6.35mmケーブル。本体はInst / Hi-Zへ
ヘッドホン 6.35mmステレオTRS接続。3.5mmならTRSの変換を確認。マイク付きTRRSを同じものと扱わない
モニタースピーカー スピーカーの入力と本体出力に合うケーブル。電源やアンプの要否も確認
USB PCの端子、データ転送、給電、長さを確認

USBマイクは、通常この本体のXLR入力へ直接つなぐものではありません。今のUSBマイクで足りているなら、インターフェースとXLRマイクを追加する理由を先に考えてください。

ヘッドホンも、プラグの太さだけでは選べません。マイク付きヘッドセット等のTRRSや、それに対応した変換は、通常のステレオTRSと接点構成が異なります。Soloの公式説明は、TRRS等で正常動作しない可能性を案内しています。同資料の300Ω以下という推奨も、すべてのヘッドホンで十分な音量が出る保証ではありません。手持ちの型番・感度・接続方式を確認してから、本体と一緒に買い足すかを決めます。

USB-CしかないPCで、付属ケーブルを使えるか

Solo・2i2 第4世代とM2の付属USBケーブルは、USB-C to USB-Aです。USB-CだけのPCなら、適合するC–Cデータケーブルや変換が別に必要です。充電専用ケーブルをデータ用と考えないでください。

2i2のデータ用USB-Cから電力が足りない場合は、別の5V DC端子で給電できます。現行のFocusriteサポートは5WのUSB充電器を推奨し、ケーブルにも充電器と同じ給電能力を求めています。本体の接続用ケーブルと、追加給電のケーブルを分けて確認してください。

電源アダプター、XLRケーブル、楽器ケーブルが単体本体にすべて付属するとは考えず、販売ページの同梱物を確認します。

対応OSは、古いPDFより現行の互換表を確認する

確認時点のFocusrite公式表はWindows 11 24H2のIntel / AMD・Arm64、Windows 10 22H2のIntel / AMDを案内しています。macOSでは現行Control 2の対応欄にSonoma 14、Sequoia 15、Tahoe 26が載っています。本体のオーディオ動作と、Control 2を使える環境は分けて確認してください。

M2の現行製品仕様はmacOS 12以降、Windows 11 23H2以降を記載し、Windowsのx86-64とARM64に対応しています。古いMシリーズPDFにはmacOS 10.11、Windows 10といった条件が残るため、今買う環境の判断には現行仕様と現行ドライバーの対応欄を使います。

OSをこれから更新する場合も、更新先のバージョンが対応表にあるか確認してください。「最新版だから対応済み」とは限りません。DAWとプラグインの対応OS・CPUは、それぞれの提供元で別に確認します。

Windows Armでは、付属ソフトの対応も別に見る

Snapdragon等のWindows Arm PCでは、Scarlett本体のドライバーとControl 2が対応していても、付属ソフトがすべて使えるとは限りません。確認時点のFocusrite公式対応表は、Pro Tools Intro+とSoftube Flow Guitar Essentialsを非対応としています。これらを購入理由にするなら、本体のArm64対応だけで判断しないでください。対応表には性能が環境により異なることも記載されています。

Windows用ドライバーと、Macの追加機能を分ける

機種・環境 導入前に確認するもの
Solo / 2i2 第4世代・Windows Focusrite Control 2に含まれるFocusrite USB Audioドライバー。公式セットアップに沿って導入
M2・Windows MシリーズのWindowsドライバー。使うCPUに合う現行のダウンロードを確認
M2・Mac 基本の音声入出力はクラスコンプライアントで利用可能。ループバック等の追加機能にはMシリーズドライバーが必要

これはOSを問わず何も導入せず同じ機能が使える、という比較ではありません。FocusriteのセットアップとMOTU公式マニュアルのSoftware Installationで、必要な機能と導入手順を確認します。マニュアルに古い対応OSが残る場合は、前述の現行互換表・ドライバー情報を優先してください。

付属ソフトは、永続・試用・フル版を分けて読む

ScarlettにはAbleton Live LiteやHitmaker Expansionなどのソフト案内があり、製品登録が必要です。現在のPro Tools Intro+案内は永続ライセンスですが、商用フル版のPro Toolsが永久に付属する意味ではありません。期間限定サービスも含まれるため、すべてを永久無料と扱わないでください。

M2にはPerformer LiteやAbleton Live Liteなどの案内があります。公式ページ間でLive Liteの版番号表記に違いがあるため、ここでは版番号を固定せず、登録後の提供条件を確認する形にしています。

付属ソフトを購入の主な理由にするなら、今ほしい機能がそのエディションにあるか、利用資格があるか、登録期限や継続料金があるかを照合しましょう。

注文直前の確認

  1. 同時に必要なマイク・楽器入力が足りている。
  2. 本体とDAW・プラグインが、使うOSとCPUに対応している。
  3. 世代、単体・セット、新品・中古、同梱物が希望と一致している。
  4. ケーブル、USB給電、ヘッドホン接続を用意できる。
  5. 販売店の現在価格、送料、保証、返品条件を確認した。

機種で迷ったら、用途からの選び方と3機種の比較へ。価格の大小だけでは、足りない入力や接続条件は解決しません。

WHERE TO BUY

世代と販売条件を確認して、販売店へ。

掲載価格・在庫は固定表示していません。通常リンクの販売先も含みます。単体・セット、新品・中古、国内保証を購入ページで確認してください。

確認した一次資料

製品仕様・対応環境の確認日:。購入時はメーカーと販売店の現行条件を再確認してください。

  1. Focusrite:使えるUSBケーブル
  2. Focusrite:Scarlett 第4世代のUSB充電器
  3. Focusrite:Windows互換性
  4. Focusrite:macOS互換性
  5. Focusrite:Control 2のリリース情報
  6. Focusrite:Windows Armでの付属ソフト対応表
  7. Focusrite:2i2 第4世代のセットアップ・ドライバー
  8. Focusrite:Soloのヘッドホン接続と駆動条件
  9. Focusrite:Pro Tools Intro+の現行案内
  10. MOTU:M2の現行OS・接続仕様
  11. MOTU:M2の現行ドライバー
  12. MOTU:Mシリーズ公式マニュアル(USB・ソフト登録)
  13. MOTU:M2付属ソフト案内

実機の音質・遅延を測定した記事ではありません。 用途への適合は、記載した仕様からの編集判断です。