比較

ValvesとValves Proの違い:フレーズ中心か、ソロも作るか

柔らかな金管の動きを作るValvesと、Solo・Ensembleを追加するPro。共通する5楽器と、演奏方法の違いから選びます。

先に結論

  • 通常版は5楽器のフレーズを組み合わせ、動く金管の背景を作るPlayerが中心。
  • ProはPlayerにSoloとEnsembleを追加。奏法を選んだ旋律や編成を作る自由度が増える。
  • 曲に必要なのがフレーズの動きか、一音ずつ組むパートかを先に決める。

コードを押さえて金管の動く背景を作りたいならValves、一つの楽器の旋律や奏法まで自分で組みたいならValves Proが比較の起点です。どちらもフレンチホルン、フリューゲルホルン、ユーフォニアム、トロンボーン、チューバを使う製品です。

価格と対象版はValvesとValves Proで確認できます。

楽器数より、何を演奏するかを見る

ValvesPlayerでフレーズを組む
Valves ProPlayer+Solo+Ensemble
音選び作成。Proの追加は別の楽器名が増えるという意味だけではなく、演奏・編集の方法が増えることです。

通常版はテンポに同期したフレーズを、5楽器で組み合わせる使い方が中心です。用意されたパターンを使うほか、フレーズを編集できます。コードの背景で少しずつ動きを変える、といった役割を想定してデモを聴くと判断しやすくなります。

ProではSoloとEnsembleが加わります。Soloは一つの楽器の旋律、Ensembleは複数楽器のパートを作る候補です。Auto Divisiによる割り振りも含め、どこを自動化し、どこを自分で決めたいかが選定の軸になります。

追加機能を、曲中の作業へ置き換える

表は左右にスクロールできます →

自分がしたい作業 確認する機能
コードに沿ってゆっくり変化する背景を入れる 通常版のPlayerとフレーズ編集
チューバ等の独立した旋律を細かく作る ProのSoloと必要な奏法
5楽器のまとまりを弾き、奏法も選ぶ ProのEnsemble
手持ちのパッドとは違う動きを追加する 同じ曲へ置いたときの役割と密度

公式比較表では通常版25、Pro62の奏法が案内されています。数が多いという理由だけで選ばず、伸ばす音、短い音、強弱の変化など、必要な表現を確認します。Proはマイク信号の選択肢も増えますが、この記事は音の好みを順位付けする実音レビューではありません。

Session Hornsとは、期待する役割も比べる

Valvesの案内は柔らかく変化する金管の質感に重点があります。ポップスやファンクのホーンセクションを探しているなら、Session Horns/Proの編成とフレーズも一緒に見ます。同じ金管でも、欲しいアクセントや動きに合うかが重要です。

購入前には、曲の主役にするのか背景に置くのか、フレーズを利用するのか一音ずつ演奏するのかを決めます。通常版の動きで目的が満たせるなら、使わないSolo機能のためにProを選ぶ必要はありません。

保存容量と、購入するライセンスを確認する

両方ともKontakt Player対応ですが、配布中の音源に必要なバージョンと、現在のOS・DAWを照合します。Proは通常版より収録量が大きいため、保存場所とインストール時の空き容量も確認してください。

通常版を所有している場合は、Proの新規版だけでなく、アカウントに提示される対象価格やアップグレードの条件も確認します。自分の所有資格が確かでない価格を、そのまま購入総額として比べないようにしましょう。

確認した一次資料

製品仕様・対応環境の確認日:。購入時はメーカーと販売店の現行条件を再確認してください。

  1. Native Instruments:Valvesと公式比較表
  2. Native Instruments:Valves ProのSolo・Ensemble・Player

ソフトの解析精度・音質・動作速度を実測した記事ではありません。 用途への適合は、記載した仕様からの編集判断です。