REAPERは無料?60日試用と購入ライセンスの違い
REAPER 7は録音・MIDI・ミックスに対応する有料DAW。割引ライセンスと商用ライセンスの資格、更新範囲を整理します。
公式資料をもとにした紹介です。実使用・試聴・測定によるレビューではありません。掲載リンクは通常リンクです。
全機能を試せるが、無期限無料ではない
REAPERは録音、MIDI、編集、ミックス、書き出しまで扱う有料DAWです。公式では登録なしで全機能を60日間試用できます。試用期間が終わった後の利用には購入が必要です。期限後に起動できることと、無料で使い続けられる許諾は同じではありません。
10月8日の公式ダウンロードページでは、10月4日公開の7.82が案内されていました。本記事は7.82の大型新機能紹介ではなく、REAPER 7を選ぶための購入条件の整理です。
安いライセンスと商用ライセンスで、機能は同じ
割引ライセンスと商用ライセンスの違いは、ソフトの機能ではなく購入資格です。公式購入ページでは、個人利用、REAPERを商用で使う個人・事業者で年間総売上がUS$20,000を超えない場合、教育機関・非営利団体などが割引の対象として示されています。
自分の用途がどの区分に該当するかを確認してから選びます。単に「仕事で1回でも使ったら必ず商用ライセンス」とは限りませんが、資格に合わない区分を価格だけで選ぶこともできません。金額や対象の最新条件は公式購入ページを参照してください。
他社のクロスグレード資格は、別に確認する
割引ライセンスで商用制作できることと、他社製品のクロスグレード対象になることは別です。たとえば10月12日のSteinberg公式企画は、Nuendo 15への対象DAWとしてREAPERのCommercial licenseを指定し、discounted licenseを除外しています。これはREAPERの割引ライセンスによる商用制作を禁止する条件ではありません。将来ほかのDAWへ移る予定がある場合は、そのメーカーが求めるライセンス区分も確認してください。
更新範囲と、複数台での利用
現在の新規ライセンスは8.99までの更新を含むと案内されています。将来のすべての版へ永久に無償更新できるという意味ではありません。複数のコンピューターへインストールできますが、同時に使うのは1台という条件があります。
普段のデスクトップと持ち出し用PCを交互に使うのか、複数人が同時に使うのかを分けて考えましょう。後者まで一つのライセンスでカバーできると推測しないでください。
試用のあと、購入前に確認すること
10月12日に確認した公式購入ページでは、表示価格にVAT・地域の税は含まれず、ライセンス購入は返品不可と案内されています。日本の税込総額を示した価格だとは扱わず、支払画面で通貨と税を含む総額を確認してください。
購入後はメールでライセンスキーが届く方式です。先に試用で録音・保存・書き出しと必要なプラグインを確かめ、続けて使うと決めてから購入資格を選びます。試用するためのダウンロードと、ライセンス購入は別の手順です。
使う音源とプラグインを先に確認
Windows、Mac、Linux用の配布があり、MacはIntelとApple siliconに対応するUniversal版があります。VST、VST3、CLAP、MacのAUなど、プラグイン形式も用途に関わります。Linux版があることだけで、手持ちのWindows用プラグインまで動くと考えないようにします。
まず短い録音と、普段使う楽器音源を含むプロジェクトを試してください。DAW本体の機能が足りても、必要な音源・エフェクトの対応環境が違えば制作を移せません。
手持ちの付属版で足りるなら、それも選択肢
REAPERを選ぶ理由は、必要な作業ができ、操作を続けやすく、購入条件が合うことです。対象機材に付属するLive Liteなどで目的を満たせる場合は、追加購入を急ぐ必要はありません。音源を追加したいときは無料シンセの比較へ進めます。
まずREAPER公式から60日試用を始める、継続するなら公式でライセンス資格・総額を確認するという順に進めます。無料ソフトや付属版との違いから選びたい場合は、無料・付属・試用DAWの購入条件比較へ。
導入先と購入条件
Cockos
Cockos
確認した公式資料
価格・付属品・動作条件は変更される場合があります。購入時に公式の現行条件を確認してください。